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【ソウルからヨボセヨ】金正恩氏は来るのか 暗殺の不安だって…

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韓国の文在寅大統領(右)のラブコールに北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長はどう応える?(AP)
韓国の文在寅大統領(右)のラブコールに北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長はどう応える?(AP)

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が近くソウルを訪問するのではないかという話がマスコミをにぎわしている。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9月に平壌を訪問した際、金委員長はその返礼で「近くソウルを訪問したい」と約束していた。当時、文大統領は「近くとは年内だ」と言っていたので、その期限が迫っているからだ。

 北朝鮮首脳のソウル訪問は初めてとなるが、これまで一度も実現しなかった最大理由は「身辺の安全」への不安というのが定説だ。北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)で韓国を侵略した「戦犯」であり、大韓航空(KAL)機爆破など数多くのテロや軍事挑発の下手人である。昨年(!)は金委員長の異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで暗殺されている。テロや謀略に熱心な者は当然、自らもそれを警戒する。

 文大統領は金委員長のソウル訪問について、「全ての国民が、もろ手を挙げて歓迎すると信じる」と語っているが、どうかな?

 「朴槿恵(パク・クネ)追放」のロウソク・デモを扇動し文政権を誕生させた労組や市民団体は沿道で歓呼するだろう。政権の影響下にあるテレビは既にヨイショを始めているが、自由民主主義の5千万人口にはいろんな考えの人間がいるから安心はできない。ところで外から見ていていつも気になる、北の過去に関する「謝罪と反省」はどうなっているのかしら。(黒田勝弘)

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