PR

ニュース コラム

【日曜に書く】論説委員・中本哲也 「開国の志」で加速器誘致を

Messenger
重粒子線がん治療で使用する「加速器」(群馬大提供)
重粒子線がん治療で使用する「加速器」(群馬大提供)

 宇宙と物質の成り立ちに迫る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致をめぐる国内の議論が、重要な局面を迎えている。

 海外からは日本政府の誘致表明を望む「追い風」が強まっている。一方、日本学術会議の検討委員会は誘致表明に慎重な見解を示す見通しで、「逆風」も強まりそうな雲行きなのだ。

 政府は年内にも国内誘致の是非を決断する。数千億円と見込まれるホスト国の負担は決して軽くはない。文部科学省の要請を受けた学術会議の見解も無視はできまい。だが、「内向き」の消極的な議論にとらわれると日本の未来は開けない。

 ILC誘致は日本社会の閉鎖性を打破する突破口にもなりうる。国際社会と日本の将来を見据え、開国の志と大きな構想を国民に示し、政府は誘致に踏み切るべきである。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ