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【ソウルからヨボセヨ】文政権 切ない言論規制

15日、南北閣僚級会談を終え、板門店の韓国側施設「平和の家」から出てきた北朝鮮代表団を取材する報道陣ら(AP)
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 先ごろ板門店での南北閣僚級会談の際、韓国側取材陣の一部記者が韓国政府によって排除された。取材拒否されたのは最大手紙の朝鮮日報記者で脱北者出身。排除の理由について韓国政府(統一省)は「場所および状況が敏感なため」と説明し、北朝鮮側の要求ではなく韓国政府の判断によるものとしている。

 言論の自由などない北朝鮮は北での取材に関し、日本や韓国を含む外国メディアにはよく似たような拒否、排除をやってきた。しかし韓国政府が韓国側施設(平和の家)での取材において自国の記者を排除するというのは前代未聞だ。排除の背景は文在寅(ムンジェイン)政権の北朝鮮への過剰な配慮、おもんぱかり、忖度(そんたく)である。親北政権の見苦しいばかりの対北低姿勢策がとうとう北朝鮮ばりの“言論弾圧”にまでなってしまったか。

 前政権時代、大統領候補だった文在寅氏に産経新聞支局長の名誉毀損(きそん)裁判に関し「あなたの言論観を聞きたい」と質問したことがあるが、答えは「私が大統領になったら言論の自由は必ず守ります」だった。

 文政権下ではKBS、MBCテレビをはじめ多くの親政権あるいは親北メディアが存在するのだから、一部の反政権新聞や北批判の記者まで規制することはないだろうに。右も左も権力を握るとみな同じということか。(黒田勝弘)

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