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【ソウルからヨボセヨ】「旭日旗」とジコチュウ史観

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海上自衛隊観艦式で航行する艦艇と旭日旗=2015年10月18日、神奈川県沖の相模湾(三尾郁恵撮影)
海上自衛隊観艦式で航行する艦艇と旭日旗=2015年10月18日、神奈川県沖の相模湾(三尾郁恵撮影)

 韓国・済州島で開催の国際観艦式に招かれていた海上自衛隊が参加を中止した。旭日をあしらった自衛艦旗に対する異様な反発にイヤ気がさしたからだが、韓国社会の“反日病”があらためて日本人の反韓・嫌韓感情を刺激している。

 問題は政府行事であるにもかかわらず、外交省や海軍当局が國際的に非常識な国内の感情論を諭し説得せず、逆に日本側に自粛を求めてきたことだ。近年、国家の権威がとみに低下している韓国政府の世論迎合状況を端的に物語るものだが、それを対外関係にまで広げてもらっては困る。

 韓国でのみ目立つ、旭日旗を「戦犯旗」などとイチャモンをつける風潮は2000年以降で比較的新しい。今回、自衛艦の旭日旗を旧海軍旗と同じということで目くじらたてているが、旭日旗の自衛艦はすでに練習艦隊が何回も公式訪問し、韓国海軍との共同訓練も定期的に行われてきた。

 反発や反対は無知のせいともいえるが、日本と戦争した米国をはじめ他の国は何もこだわってはいないのに、日本と戦争しなかった韓国がしきりに文句を言っているのが実に不思議だ。この意気揚々とした心理の背景には、文在寅大統領も最近、公言したような“対日戦勝史観”という、歴史的事実を無視したジコチュウ的な歴史観の影響があるのかもしれない。(黒田勝弘)

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