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【産経抄】10月6日

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 至極当然の判断である。政府は5日、韓国側が求める国際観艦式での自衛艦旗(旭日旗)の掲揚自粛を拒否し、海上自衛隊の派遣を中止した。「海上自衛官にとって誇りの旗」(河野克俊統合幕僚長)であり、国際的に認められている旭日旗を除こうとした韓国のやり方は、主権侵害だといえる。

 ▼多くの国の海軍は、民間船と区別するため軍艦旗を掲げている。自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられており、それを「戦犯旗」と呼ぶ韓国の主張は、一分の理もない言いがかりにすぎない。

 ▼元時事通信ソウル特派員の室谷克実さんによると、韓国が旭日旗を目の敵にし出したのは割と最近である。韓国紙、中央日報のインターネット上の日本語版サイトで検索すると、2000年から10年までの11年間で、旭日旗という言葉が出てきた記事は1本だけだという。

 ▼それが今のような騒ぎになったのは、11年のサッカー・日韓戦がきっかけだとされる。韓国の奇誠庸(キ・ソンヨン)選手が日本人をサルになぞらえる侮蔑行為をし、とがめられると「観客席の旭日旗を見てカッとなった」と言い訳したことで火がついた。

 ▼「韓国国民の感情や歴史的経験について、日本側が十分に考慮しないといけない」。康京和(カン・ギョンファ)外相は4日の記者会見で訴えていた。だが、韓国の根拠なき思い込みや都合のいい歴史観に付き合う義理は、日本にはない。

 ▼実は、韓国が首相や閣僚の靖国神社参拝に目くじらを立て始めたのも、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(03~08年)以降である。「日本と戦争をしていない韓国が、なぜ参拝に反対するのか」。日本の外交官が尋ねると、韓国側は「中国が批判しているから、韓国も何か言わないと、と思って」と答えた。もはや何をか言わんやである。

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