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【オリンピズム 道 東京へ】日本卓球界のホープ・張本智和(3) 「死ぬほど悔しい」敗退 雪辱誓う

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 ただ、日本代表の倉嶋洋介監督が指導者として張本を見たときの印象はこうだ。

 「どんくさいな」

 抜群の卓球センスはさておき、体の線の細さや瞬間的な動きに課題があった。

 「投げる、蹴る、跳ぶ、走る…。トップ選手になればなるほど、その競技ばかりやるから基本的な運動ができないことが多い」。こう話す日本代表フィジカルコーチの田中礼人氏は、張本に高さ30~90センチの台の上にジャンプさせ、5~20メートル先の壁に野球ボールを投げる「壁当て」もやらせた。後日、地元仙台のプロ野球・楽天の始球式に招かれた際にこの経験が生き「本人も喜んだ」(田中氏)という。

 逆立ちも3カ月の練習を経てできるようになり、肩関節も柔らかくなった。ボードの上でスケート選手のように左右に滑る「スライドボード」(長さ約2・4メートル)を使って股関節周りも強化した。

 基礎的な体力が身についてきたころ、一つ目の“衝撃”が起きる。2016年12月、南アフリカで行われた世界ジュニア選手権男子シングルス決勝。5歳年上の趙勝敏(チョ・スンミン)(韓国)に0-2からフルゲームに持ち込んで逆転勝利を飾った。18歳以下で争う大会で、13歳による初の快挙だった。

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