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【オリンピズム 道 東京へ】水面舞う“蝶”池江璃花子(5)「勝ちぐせ」つけて世界の頂へ

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 今夏は「勝ちぐせをつけよう」と誓っていた。8月11日のパンパシフィック選手権100メートルバタフライで、56秒08の日本新記録をマークし、主要国際大会で初の金メダルを獲得。17年世界選手権の銀メダリスト、エマ・マキオン(豪州)をも倒した。ジャカルタ・アジア大会では、日本人歴代最多となる6冠を達成。表彰式後、観客席から手を振るコーチを見つけた池江の目からは、「安心した」との気持ちから涙があふれた。

 今秋には海外で、世界記録保持者でリオデジャネイロ五輪金メダリストのサラ・ショーストロム(スウェーデン)と一緒に練習する計画を進めている。三木は「『絶対に負けない』という自信をつけて帰ってくることができる」と確信する。

 池江は泳ぐことが一番楽しいと笑う。つらい練習も「絶対に諦めない」と決めている。この並々ならぬ覚悟は、戦後の日本スポーツ界を牽引(けんいん)した故古橋広之進の思いと重なる。古橋は「戦争が終わって再び水泳ができるようになった時、魚になるまで泳ごうと思った」と言葉を残した。

 世界の頂点を目指し、彼女も今、魚になろうとしている-。(西沢綾里)=おわり

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