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【黒沢潤のスポーツ茶論】すがすがしき金農ナインに東北人の「意地」を見た

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 それだけに、甲子園で窮地に立たされても心折れず、苦難を一つずつ乗り越えていった金農ナインのひたむきな姿は、日本全国の農業関係者を勇気付けただけでなく、一般の人々の心をも強く揺さぶった。

 JA全農あきた企画管理課の幹部は「金足農から感動を頂いた。全国の農家にも力を与えてくれた」と電話越しに熱っぽく語った。

 秋田市によると、金足農の躍進を機に、全国からの「ふるさと納税」が増えているという。同市の栗林律人報道官は「『頑張ってください』とのメッセージ付きの寄付が来るのです」と教えてくれた。秋田県庁にも金農ナインの奮闘をたたえる声が相次いで寄せられ、「(過去に)記憶がない」(県庁総務課主査)と驚きを隠せないでいる。

 ♪「可美(うま)しき郷(さと) 我(わ)が金足 霜しろく 土こそ凍れ 見よ草の芽に 日のめぐみ 農はこれ たぐひなき愛… われら われら拓(ひら)かむ」

 豚の飼育やジャム作り、野菜栽培などをこよなく愛す青年たち。彼らのひと夏の激闘は、一戦一戦勝ち上がるたびに“エビぞり”になって校歌を全力で歌う感動的な光景とともに、日本人の心に深く、刻まれた。

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