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【正論】秩序の混迷は米国衰退の表れか 杏林大学名誉教授・田久保忠衛

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 あくまでも、自国のリベラル・デモクラシーを守るのが目的であったから、米国は乱れた自国のデモクラシー再建に専念すべし、と主張する。アリソン教授は米国の国内総生産(GDP)の世界に占める割合が、大戦直後の2分の1から冷戦終了直後に4分の1になり、現在は7分の1に落ちている点を挙げ、米国は衰退していると言い切っている。孤立主義的気配が漂っている。

 トランプ大統領が両説間のどのあたりに位置するのか分からないが、先のNATO首脳会議ではっきりさせたことがある。米国の衰退を補完させるかのように、ドイツなどの同盟諸国に防衛負担の公平化を強く迫った。「軽武装・経済大国」はジレンマに直面する。余所事(よそごと)ではない。(杏林大学名誉教授 田久保忠衛 たくぼただえ)

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