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【正論・戦後73年に思う】「頑健な日本」の姿勢を見せよ 明治大学名誉教授・入江隆則

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 しかし裏をかくのはたやすいことで、例えば民間人に実質的な軍人としての教育を施しておけば、一朝有事の際には軍人をそろえることができる。したがって思想教育や洗脳が重要なのであって、それを敗戦国民に施して大成功を収めたのが、日本の戦後の特色だった。

 それでは洗脳から脱して、本来の日本を取り戻すためにはどうしたらよいか。記憶すべきことは、昭和20年8月15日までの日本軍は世界第一級の精強な軍隊だったことである。それは日本軍と戦ったアメリカ人がよく知っていた。だからこそ、「超平和主義の日本」を意図的に作り上げたのである。

 しかし、世界の人々は「毅然(きぜん)として戦った日本」を決して忘れてはいない。

 戦後の日本が初めて遭遇する重大な国際紛争としての尖閣諸島問題に直面している今こそ、われわれは「頑健な日本」の姿勢を見せなければならないはずである。中国に対抗できる国は、東アジアでは日本しかないことを世界の人々は知っている。その期待を裏切ってはならない。(いりえ たかのり)

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