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【主張】南北首脳会談 非核化なき協力は有害だ

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 韓国の文在寅大統領が来月、平壌を訪れ、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との3回目の南北首脳会談に臨むという。

 4月の最初の南北会談では、「1年以内の非核化で合意した」とボルトン米大統領補佐官が明らかにした。だが、北朝鮮は、核・弾道ミサイルの廃棄に向け、具体的措置を取っていない。

 南北首脳会談の最重要テーマは「板門店宣言」がうたった「完全な非核化」でなくてはならない。この点で進展がなければ、首脳会談の意味はない。

 大きな懸念は、文氏の対北協力への前のめりの姿勢である。最近の演説でも、協力により見込まれる莫大(ばくだい)な経済効果に言及した。

 韓国は、日米と足並みをそろえ、核・ミサイル廃棄の要求を突きつけるべき立場にある。米朝交渉の仲介役を気取って、北朝鮮への配慮を示すことなどもってのほかである。

 北朝鮮は満足するどころか、韓国は実質を伴う経済協力に踏み出さないと不満を表明している。

 南北経済協力の推進も「板門店宣言」にある。だが前提は、国連安全保障理事会の制裁決議が解かれる状況になることだ。北朝鮮の核・ミサイルの廃棄が先決なのである。

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