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【主張】ア大会不祥事 代表の緊張感はないのか

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【主張】
ア大会不祥事 代表の緊張感はないのか

 カヌーではライバル選手に禁止薬物を服用させる妨害行為があった。レスリングでは協会幹部のパワーハラスメント、ボクシングでは助成金の流用や反社会的勢力との交際などが明らかになった。

 いずれも五輪競技である。2年後に五輪を自国で開催する国のスポーツ界としてはお粗末に過ぎ、腹立たしくさえある。

 ジャカルタでのアジア大会は、1962年以来、2回目の開催である。初開催の前回も2年後に、東京五輪を控えていた。偶然の巡り合わせだろうが、56年前のアジア大会は東京五輪の前哨戦、テストケースとして、日本選手団は真剣な思いで臨んだ。

 台湾、イスラエルの参加問題をめぐって国際世論が紛糾する中、日本のスポーツ界は全競技参加を強行し、大会後に日本オリンピック委員会(JOC)会長兼東京五輪組織委員会会長の津島寿一氏が引責辞任した。

 今昔の悩みの種は、その質の差が大き過ぎやしないか。

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