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【主張】文化財防災 千年の遺産を守るために

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 古来の木造建築に学びつつ最新技術を活用する視点がほしい。大阪北部地震では木造の茶室の土壁が揺れの衝撃を吸収し、建物自体が守られたケースもあった。

 薬師寺西塔などの再建を手がけ最後の宮大工棟梁(とうりょう)と呼ばれた西岡常一さんは、古代の建築物に込められた先人の知恵に舌を巻く。大陸からの先端技術を理解した上で高温多湿の日本の風土に合わせた工夫が読み取れるという。「千三百年前の飛鳥時代の大工は賢いな。(中略)こういうのを文化というのとちゃいますか」(『木に学べ』)。千年の知恵に学ぶ姿勢を見習いたい。

 新たな取り組みもある。京都古文化保存協会は、インターネットで小口の寄付を募る「クラウドファンディング」を始めた。

 現代技術を活用して「千年の遺産」を守る。必要なのは柔軟な発想だ。

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