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【主張】新車の検査不正 業界の土壌改革徹底せよ

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 各社とも検査方法に問題はあったがデータの書き換えや改竄(かいざん)はなく、実際の排ガスや燃費に影響はないとしてリコール(回収・無償修理)は行わない方針だ。そこに危機意識は感じられず、消費者の不安解消には至るまい。

 大量の不正が発覚したスズキは現場の検査員に不正の認識はなかったとし、マツダも意図的な不正ではなかったと釈明した。

 これでは言い訳にもならない。不正は、検査を現場任せにしてきた杜撰(ずさん)な社内体制が浮き彫りとなったものだ。

 経営者自らが率先して検査体制を抜本的に見直し、社内の意識改革を急務とすべきである。

 3社の不正は、日産などの検査不正を受けた国交省の調査要請で新たに発覚した。各社はそれ以前に自主的な調査をしていたが、不正を見逃していた。

 出荷前の完成検査が形骸化し、これをチェックする仕組みが機能しなかったことになる。これが1社の問題にとどまらないのは、業界の土壌が腐っているからだといわれても仕方あるまい。土壌改革には相当の覚悟を要する。

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