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【オリンピズム 道 東京へ】水面舞う“蝶”池江璃花子(1)東京で「1番」になる

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【オリンピズム 道 東京へ】
水面舞う“蝶”池江璃花子(1)東京で「1番」になる

パンパシフィック選手権の公式練習で、仲間とタッチを交わす池江 =8日、東京辰巳国際水泳場 パンパシフィック選手権の公式練習で、仲間とタッチを交わす池江 =8日、東京辰巳国際水泳場

 いわば自己流で磨いてきた世界レベルの泳ぎは、優れた「柔軟性」と相まって生まれたものだ。日大文理学部教授で泳法を分析する野口智博氏(51)によると、池江の肩関節は人並み外れて柔らかく、記録を連発するバタフライ、自由形ともに頭から遠い位置にある水に手のひらを当てることができる。このため、1かきで水を引っ張る距離が他選手と比べ格段に長い。特にバタフライでは進む距離が「少なく見積もっても(他選手より)10センチ違う」という。

 6月の欧州グランプリで、100メートルバタフライの世界記録保持者、スウェーデンのサラ・ショーストロム(24)に0秒75差まで迫った池江にはスタートとターンに改善の余地がある。筋力を強化すれば「(世界新は)意外に遠くない」と野口氏はいう。

 東京五輪まで2年。戦いの場は、日本が世界でなかなか通用しなかったパワー系の短距離種目。池江は大好きなお肉をレストランでほおばりながら周囲にこう話している。

 「1番」になる-。(西沢綾里)

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