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【日曜に書く】夏にこそ「防災の日」を 論説委員・鹿間孝一

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もはや猛暑も「災害」

 「防災の日」は9月1日である。大正12(1923)年のこの日に起きた関東大震災にちなんで制定された。さらに多くの年で「二百十日」にあたり、台風シーズンを迎える。

 地震と台風への備えはいいとして、過去の災害に学ぶとすれば、梅雨の時期にも防災の日を設けてはどうか。

 梅雨が本格化する前に、防災訓練を行い、河川の堤防や土砂崩れなどが懸念される場所を点検しておく。注意報、警報、特別警報の違いや、避難準備、避難勧告、避難指示の意味を理解し、どのような状況になったら、どこへ、どうやって避難するか。防災用品や食料、水なども備蓄しておきたい。

 子供たちにも身近で起きた災害を教えるなど、防災教育が大切である。

 突然やって来る地震と違って、大雨には降り始めからいくらかでも時間的余裕がある。被害は少なくできるはずだ。

 加えて猛暑も「命が危険」な災害と認識したい。実際、熱中症で多くの人が亡くなっている。最高気温が35度以上を「猛暑日」と呼ぶようになったのは10年ほど前からだが、もう珍しくなくなった。

 暑さを我慢せずに冷房を使い、こまめな水分補給を心がけ、不要な外出は控える。そうやって自衛するしかない。夏を乗り切るのは、もはや命がけなのだ。(しかま こういち)

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