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【ソウルからヨボセヨ】「猛暑」ではなまぬるい 韓国の「暴炎」がふさわしい

 国内観測史上最高の気温「41・1度」を表示する埼玉県熊谷市内の温度計=23日
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 日本ではかなりの死者が出るほどの猛暑になっている。韓国もこのところ高温が続いていて40度を超えたところもある。昔のソウルの夏は暑くてもどこかからっとしていたが、近年はものすごく蒸し暑い。気候の変化は明らかだ。

 日本ではひどい暑さのことを「猛暑」といっているが、韓国では「暴炎(ポギョム)」という。同じように日本の豪雨は「暴雨(ポグ)」といい、冬の豪雪は「暴雪(ポクソル)」である。今週、所用があって猛暑の中、日韓を往来したが、日本でのあの暑さはもう「猛暑」などという言葉では間に合わないのではないか。韓国の「暴炎」の方がふさわしい。

 韓国で「暴」の字を使っているのは、人の手に負えないとか、人に害を与えるほどひどいという悪(マイナス)の意味からである。その点、「猛」とか「豪」には激しいという意味だけで必ずしも悪の意味はない。したがって言葉としては日本の「猛暑」より韓国の「暴炎」の方がはるかに強く厳しく激しい。

 死者まで出る今年のような暑さは間違いなく「猛」より「暴」である。日本の気象庁は気候変化に合わせ用語も一段階上げてはどうか。例えば韓国風に「暴」を使って「暴暑」とか、「暴雨」「暴雪」を導入するとか。こうすると人々の用心、警戒、備えの心は高まるかも。(黒田勝弘)

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