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【主張】文科省汚職で起訴 裏口入学の全容解明急げ

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【主張】
文科省汚職で起訴 裏口入学の全容解明急げ

 前局長の息子の不正入学では、理事長と学長職にあった2人が、入試担当の課長に、1次試験の加点を指示していた疑いがある。

 入試の公正は教育の信頼に直結する。各大学が何重にも不正防止策を取る中、同大のモラルと法令順守はどうなっていたのか。

 東京医科大では過去に裏口入学リストがつくられ、2次試験の小論文などで点数操作が行われていたなど具体的証言も出ている。

 大学側は内部調査の報告書を8月上旬にまとめる見通しだというが、徹底調査してもらいたい。この疑惑を抱えて、来年の入試もできまい。

 大学無償化など多額の公費を投じる政策が検討される中、官房長の要職にあった者の不祥事である。文科省では中堅の職員ら有志が組織立て直しに向けた改革案を事務次官に提出した。

 遅きに失したが、事態の収拾に汲々(きゅうきゅう)とせず、汚職を生んだ背景や私大との関係を含めて検証すべきだ。文科省の存在自体が問われている。

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