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【ソロモンの頭巾】長辻象平 中国の「天河計画」 史上最大の人工降雨の不気味 日本の空に影響も?

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 第二次大戦後から開始

 人工降雨は、雲に雨の“種”を加えることでもたらされる。

 名古屋大学宇宙地球環境研究所の村上正隆特任教授は、この研究分野の第一人者。村上さんによると、種にはヨウ化銀の微粒子と塩化ナトリウム(塩)などの吸湿性粒子-の2種類があるという。

 対象とする雲の頂上部分が氷点下15度などと十分に低いときにはヨウ化銀の微粒子が効果を発揮する。

 雲頂温度がそれより高い氷点下5~0度の場合には吸湿性粒子が使われる。

 後者の方式の人工降雨はタイで長年、実施されている。農業国としての発展には十分な水が不可欠であるとして、プミポン前国王の主導で人工降雨への取り組みが始まったのだ。

 人工降雨の科学は第二次世界大戦直後に米国で確立され、世界に広まった。

 中国では現在3万~4万人が、浙江省を除く本土全域で人工降雨業務に従事している。既に国家事業だ。08年の北京五輪でも直前に雨を降らせておいて開会式を晴れにした。

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