PR

ニュース コラム

【正論】新防衛大綱の策定議論は十分か 京都大学大学院教授・中西寛

Messenger

 日本は大きな環境変化に直面

 現行大綱以前の4次の大綱策定時には政府が設けた有識者会合が提言をまとめ、その内容を踏まえて大綱が策定される形式がとられていた。私もその一部に関わったことがあるが、そうした方式の弱点を感じ、有識者会議形式よりも政府内での不断の検証を通じた新大綱策定のプロセス導入を提言した。それは有識者会合の枠組みでは時間的制約が大きく、深い専門的議論には不十分と感じたからである。

 昭和の時代と異なり、平成に入って日本にも安全保障、防衛問題に関する国際水準の専門家が増えている。そうした各種専門家と官僚、自衛官が時間をかけて問題を検討し、その結果を国家安全保障会議を通じて、大綱をはじめとする政策文書に反映する方が健全であると考えたのである。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ