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【主張】国会閉会 機能する組織へ改革急げ 半年間何をやっていたのか

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 ≪見直しは「ふり」だけか≫

 党首討論を夜に開く、開催時間を長くするなどのアイデアは一考に値しよう。だが、つまらない見せ物をゴールデンタイムに提供されても、国民は迷惑である。

 その日は早く帰宅して中継を楽しみに待つような、内容の濃い討論が行われるか否かが問題だ。

 その点、野党側の改革案は、首相への質問がもっぱらで、自ら答える想定が足りないようだ。およそ政権担当能力を示す自信も気概もない、しろものといえよう。

 党利党略、参院の私物化などの指摘を受けた「参院6増」の改正公選法は、この国会の大きな汚点というべきものだ。自民党はあれだけ嫌った「合区」を残し、あぶれた議員を比例代表で救済する策に転じた。

 これに前後して、党派を超えて「衆院改革」を目指す100人を超す規模の議員集団ができた。メンバーたちは、改正公選法を是認し、成立についても織り込み済みだったのだろうか。だとすれば、改革への熱意も大幅に割り引いてみなければなるまい。

 延長会期内で発生した西日本豪雨に対し、国会がどれだけ機動的に動けたかという課題も残る。

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法の審議のため、災害対応の先頭に立っているべき時期に、石井啓一国土交通相が国会に出席していた姿にも違和感は否めなかった。

 法案審議と閣僚出席のあり方、政策の優先順位が厳しく問われる事例だったといえよう。

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