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【主張】海の日 「7月20日」に固定したい

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【主張】
海の日 「7月20日」に固定したい

 小笠原諸島は幕末から欧米との間で領有問題が生じていたが、明治8年、同諸島の所轄方針を決めた政府は調査団を乗せた明治丸を当地に派遣した。英国も軍艦を向かわせたが、明治丸が英艦より早く着き、結果的に小笠原諸島の日本帰属につながった。小笠原周辺海域は日本の排他的経済水域(EEZ)の約3割を占める。

 わが国領海の主権と安全が中国の覇権主義的な海洋進出によって脅かされている現在、明治丸の活躍は海洋立国を目指す日本国の意気込みを示すものとして、国民の記憶に刻まれねばならない。

 その際、「7月20日」という日付は、人の記憶を深め、また呼び起こすための重要な関連づけとなるのではあるまいか。

 日本のように海に関する日を祝日としている国はまれで、海洋国の面目躍如たるところだ。だが肝心の祝日の意義が国民に顧みられないようでは意味がない。国民の関心を海に向けさせる施策を今こそ、真剣に考えたい。

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