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【主張】女児殺害に無期 裁判員の守秘義務緩和を

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 最高裁は平成27年2月、裁判員裁判の死刑判決を破棄した2件の高裁判決を支持した際に、いずれも被害者が1人であることなどを減刑の理由とし、「判例の集積からうかがわれる検討結果を量刑を決める共通認識とし、それを出発点として評議を進めるべきだ」とする補足意見があった。

 千葉地裁の判断も、これと同様のものだろう。

 だが裁判員制度は、国民の司法参加により、その日常感覚や常識を判決に反映させることを目的に導入されたはずである。裁判員の判断が過去の集積の範囲にとどまらないのであれば、判例が国民の常識と乖離(かいり)していたともいえるのではないか。

 裁判員裁判は6人の裁判員と3人の裁判官が合議し、多数決で量刑などを決める。最低1人の裁判官の賛成も必要とする。相次いだ高裁の破棄や最高裁の判断が1審裁判官に過剰な影響を与えていないか。6人の裁判員は何を主張したのか。そうした検証材料を提供してほしいのだ。

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