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【主張】RCEP 前のめり交渉は許されぬ

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 RCEP交渉を難しくしているのは、自由化水準などをめぐる根深い対立である。日本やオーストラリア、ニュージーランドが質の高さを追求する一方、中国やインドなどはこれに慎重である。

 16カ国の中にはミャンマーやカンボジアなど発展の遅れた国があり、先進国と同様のルールを求めるのは現実的ではない。その点での配慮は当然としても、世界2位の経済大国である中国を同列にすることはできない。

 中国は経済、軍事面で勢力圏を広げる覇権主義的傾向を強めている。そこにどう対峙(たいじ)するかは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にも共通する課題である。

 中国には、米国との貿易摩擦を打開するため日本と連携を強めたい思惑もある。そのためRCEP交渉で一定の歩み寄りをみせる場面もあろう。だが、中国の不公正な貿易慣行を断固として認めないのが原点である。これを温存させるような交渉は論外である。

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