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【正論】新元号は天皇ご即位後に発表を 国士舘大学特任教授・日本大学名誉教授・百地章

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 ≪読み替えや移行期間で混乱防げ

 他方、新元号の発表を新天皇ご即位の5月1日とした場合に予想される国民生活への支障を最小限に抑える方策としては、昭和天皇の崩御に伴う平成の御代替わりを参考にすべきだろう。

 当時、政府は「国民生活への影響を軽減する基本方針」を立て、すでに発行されている証明書類(運転免許証など)や手形・小切手などの有効期限、支払期限などについては、新しい元号に読み替え、窓口業務(出生届など)では新元号のゴム印を用意することで対応した。また、地方自治体では新元号に改めるための条例を、自治体ごとに制定している。

 であれば、今回は元号切り替えのための可能な限りの事前準備はもちろんだが、新元号への読み替えや窓口での訂正などについても、自治体ごとでなく、全国一律に可能となるよう国で法令を定めたり、国の法令によって一定の「新元号への移行期間」を設けたりするなどの方法で対処できないだろうか。関係省庁が事前に完璧な対応をと願う気持ちはよく理解できるが、それによって元号の本質がゆがめられてはなるまい。(ももち あきら)

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