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【主張】イタリア新政権 移民問題で協調見失うな

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【主張】
イタリア新政権 移民問題で協調見失うな

 EUの「ダブリン規則」は、移民・難民が最初に入った加盟国が保護手続きなどを担う義務を定めている。一方で、加盟国の受け入れ分担の制度化は東欧の反対で合意できていない。

 イタリアは地理的に中東・北アフリカからの流入の玄関口だ。自国だけが、他のEU加盟国から負担を押しつけられている、との不公平感を抱いている。

 フランスとともに、ドイツのメルケル首相も制度改革を目指す。だが、受け入れの厳格化を迫る強硬派の閣僚と対立している。加盟国に内向き志向が広がれば、欧州統合に逆行しかねない。

 EUは28、29日の首脳会議などで対応を協議する。イタリアはユーロ圏3位の経済規模を持つ。コンテ氏は主要国の自覚を持ち、独仏とともに事態打開へ責任を果たしてほしい。

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