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【主張】「中国台湾」表記 ごり押しの輸出はご免だ

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 外国企業が敏感な政治問題を避けたがるのは、やむを得ない。これまで「台湾」の表記を採用してきたのは合理的な対応である。

 日米など主要国が、中国と国交正常化した1970年代から続けている慣行でもある。中国政府も、これまでは容認してきたということではないか。

 日本政府は、日中国交正常化の共同声明で、台湾に関する中国の立場を「十分理解し、尊重」すると表明した。官民を問わず、日本の立場はこれに尽きる。

 だが、中国の強硬な態度の裏には「中華民族の偉大な復興」を掲げる習近平政権の民族主義的な姿勢があり、台湾への圧力政策とも連動しているとみられることも警戒しなければならない。

 航空以外の分野で、外国企業に同様の要求が広がる恐れもある。次々とごり押しを受け入れるわけにはいかない。

 日系2社の新表記採用に台湾は反発した。中国のまいた種で日台が反目するのは残念である。冷静に対応してもらいたい。

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