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【正論】北が狙う「非核化プロセス」の罠 福井県立大学教授・島田洋一

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 しかし今後、「非核化に向けた具体的な行動」の解釈をめぐって間違いなく対立が顕在化しよう。強硬派にとっては、少なくとも全ての核爆弾の海外搬出といったレベルでなければ「具体的な行動」には当たらない。一方、宥和派においては、一部核施設の凍結程度でも見返りを与えるべき「具体的な行動」となろう。日本政府は今後、ボルトン氏らハードライナーの側に立つ姿勢を明確にせねばならない。

 なお、「非核化に向けた長い道のりの始まり」といった言い回しが米朝首脳会談の報道中によく聞かれたが、北の術中に陥りかねない危うさがある。

 その関連で、「米専門家」は完全な非核化には10年以上かかると見ており、その間一切、見返りを与えないというのは現実的でなく、段階的に制裁を緩和せざるを得ない、といった議論も最近よく見かける。

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