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【主張】参院選改革案 国民の理解得られるのか

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 自民の一部には「国民にどう映るか心配だ。なめてはいけない」(小泉進次郎筆頭副幹事長)と懸念の声があった。だが結局、与野党協議に持ち出し、反発する野党との議論もそこそこに、国会へ提出した。

 自民案の根本的問題点は、人口減少に拍車がかかることへの認識が足りないことだ。今の47都道府県の枠組み自体が持ちこたえられなくなりつつある。合区の存在がそれを示しているのに、国会が47都道府県の枠組みにこだわっていては、人口減少に備えた国や社会の抜本的な改革など望めない。

 自民は「一票の価値の平等」を人口に限定せず、47都道府県すべてに参院選挙区の定数を置く憲法改正も目指している。これも人口減少から目をそらす発想だ。

 自民案に反発するだけの野党にも大きな問題がある。抜本改革案を提示せず、ただ反対しているだけでは責任ある政党からはほど遠い。与野党ともこの体たらくでは、参院不要論を加速させるだけだろう。

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