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【主張】6度目の成長戦略 成果なき項目は見直しを

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【主張】
6度目の成長戦略 成果なき項目は見直しを

 重点分野は旗艦プロジェクトと位置づけ、推進する産官協議会を新たに設置する。ここで扱うプロジェクトについて、20年までに実現する短期的な案件と、25年までかけて行う案件に分け、人材や資金を重点配分するという。

 従来、成長戦略には予算獲得を目指す各省庁が総花的に要求項目を羅列する傾向があった。その反省に立ち、目に見える形で成果が得られるよう旗艦プロジェクトを選ぶ狙いは理解できる。

 同時に、成果が出ない項目を徹底的に洗い出すべきである。

 16年の成長戦略で示した134の重点項目のうち、今年1月時点で4割が目標未達だった。農業分野の改革遅れなどが目立つ。

 20年までに世界銀行のビジネス環境ランキングで3位以内に入る目標も、18年時点で24位とかけ離れたままの状態だ。

 目標設定が妥当なのかも含め、問題点の解消を抜本的に進める作業が欠かせない。

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