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【主張】新幹線の接触事故 安全への意識徹底を図れ

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【主張】
新幹線の接触事故 安全への意識徹底を図れ

 JR西では運転士が異音などの発生原因を特定できない場合、その内容を指令所に報告することになっていた。

 だが運転士は、これも怠っていた。石井啓一国土交通相が同社に早急な調査を求めたのは、至極当然である。

 運輸安全委員会が新幹線初の重大インシデントと認定した昨年の台車亀裂では、運転士が異音や異臭を認識しながら3時間近く運行を続けた。その反省が全く生かされていない。事態は深刻だ。

 同社は平成17年、兵庫県の福知山線の脱線で乗客106人が死亡する重大事故を起こした。

 事故後に経営効率を優先する姿勢を見直し、安全最優先を目標としてきたはずだ。

 台車亀裂の重大事故に続く、今回の体たらくである。安全運行は経営の前提だ。JR西には猛省を求める。

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