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ニュース コラム

【国語逍遥(98)】昼の社内で あなたなら、どんな挨拶を? 清湖口敏

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 人間関係の潤滑油ともいわれる挨拶では、言葉の意味そのものより表情や声の調子、態度を含めた全人的なコミュニケーションが大切である。肉親を失って悲しみにくれる遺族には、深々と頭を下げつつ「この度はどうも」と言うだけで百万言を費やすよりも大きな慰めになることがある。

 社内での「お疲れさま」の慣行を悪弊と捉えるかどうかは個々人の国語観に任せるしかないが、「無言社会」とも評される今のご時世で、残念ながら挨拶も会釈も交わさない人があまりにも多いことを考えれば、どの挨拶語というより、とにかく気持ちよく挨拶を交わすことが何よりだという気がしないでもない。

 ということで私はこれからも、昼の産経社内のトイレでは(もちろん廊下でもどこでも)「お疲れさま」を使ってまいります。

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