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【清水満のスポーツ茶論】王貞治さん…輝き続ける『終わらない人』

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 だから球団会長として常勝軍団を支えるだけではなく、ライフワークの野球普及活動にも心血を注げる。

 1990年から王さんの旗振りで始めた『世界少年野球大会』は今年で28回目を迎え、8月に島根・松江で開催される。これまで今年を含めて97の国と地域、約5700人の子供たちを招待してきた。費用は企業や団体、個人の寄付。王さんの“顔”で集めた。

 「僕はずっと人に支えられてきたから、いまは自分のことより、人のために何ができるか、だよね」

 こんな思考でいるから人がついてくる。現役時代は世界の本塁打王に、指揮官として巨人、ホークスで栄光をつくり、ワールド・ベースボール・クラシックで世界一(2006年)になった。ずっと輝き続けている。『終わらない人』なのである。

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 映画『終わった人』の主人公は? 一念発起してスポーツジムに通い、カルチャースクールでは受付嬢にほのかな恋心を抱き、やっと就いた仕事ではまさかの…。予想だにしない出来事が次々に襲いかかる。そしてラストを迎える。

 そういえば、王さんはこうも言っていた。

 「僕は“七転び八起き”っていう言葉が大好きなんだ」と。以前から「現役時代から、ずっと挫折が先だった。とにかく挑戦しなけりゃ始まらない。そうすれば必ず次もあるんだ」。

 なるほど。王さんの言葉を借りれば「終わった人」だって「終わらない人」になれる。己(おれ)も頑張るか…。

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