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【主張】はやぶさ2 生命と太陽系の謎を解け

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 機体本体は冷蔵庫ほどの小さな無人探査機だ。それが広大な宇宙の長旅から使命を果たして地球に帰ってくる。科学と冒険の要素が合体したドラマである。

 幾多の危難を宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチーム力で克服し、満身創痍(そうい)となりながらも小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に届けた先代「はやぶさ」の8年前の感動がよみがえる。

 はやぶさ2の機体には、先代機の経験が反映され、数々の改良が加えられている。国民から寄せられた寄付金も活用された。科学技術の好循環の理想例だ。

 とはいえ、過酷な宇宙空間での探査である。予期せぬ事態に、手に汗握る場面もあるだろう。JAXA研究陣の問題解決力に期待したい。少年少女にとって躍動感を伴う生の科学技術教育だ。

 太陽系探査を日本の得意分野としてさらに発展させたい。実務型の国際宇宙ステーションや情報収集衛星だけでは世界の尊敬は得られない。宇宙科学研究の予算充実が望まれる。

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