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【主張】いじめメモ隠蔽 「教育者」の名に値しない

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【主張】
いじめメモ隠蔽 「教育者」の名に値しない

 その後の対応も非難される。後任の校長がメモの存在を指摘し、昨年8月、当時の教育長は調査を指示した。しかしその後は報告を求めず、放置した。

 教育者が生徒の死の原因を伏せる姿は、醜悪である。未来のある中学生が亡くなっているのだ。悲劇を二度と繰り返さないために、学校も市教委も徹底的に原因を究明し、再発の防止に汗をかくのが当たり前ではないか。

 林芳正文部科学相は「二度と同じことが起こらないよう指導したい」と述べたが、生徒の死をないがしろにしたのだ。彼らは、教育者の名に値しない。

 平成25年にいじめ防止対策推進法が施行され、いじめを防ぐ環境は整ってきている。28年度の小中高校、特別支援学校のいじめ認知件数は、32万件超と過去最多を更新した。いじめを見逃さない姿勢の表れともいえる。隠蔽は、何の解決策も生まない。

 いじめのない学校を築いていくことは子供と大人の共同作業である。事実を闇に葬る大人を、子供は信用できない。

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