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【主張】神鋼のデータ改竄 不正の根絶へ徹底捜査を

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【主張】
神鋼のデータ改竄 不正の根絶へ徹底捜査を

 これまでも製鉄所から出る煤煙(ばいえん)データの改竄や、子会社による検査データ偽装などの不正を繰り返してきたのに、反省がまったく生かされていない。

 今回の問題では、すでに米司法当局も捜査を始めている。日本の捜査当局としても徹底した原因の解明が欠かせない。

 産業界では三菱マテリアルや東レなどで品質不正が相次ぎ、日本の製造業の信用を自ら揺るがすような事態を招いている。

 大手自動車メーカーのSUBARUでは燃費不正の判明後、再発防止に向けた国土交通省の検査で新たに燃費測定の不正が明らかになった。自動車業界では、ほかにも三菱自動車や日産自動車で燃費データの改竄や完成車検査などの不正が発覚している。法令順守をめぐる意識改革は急務である。

 経団連の新会長に日立製作所会長の中西宏明氏が就任した。日本を代表する大手メーカー出身だけにその手腕に対する期待は大きい。産業界で頻発する品質不正の再発防止に積極的に取り組み、企業統治の確立を主導しなければならない。

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