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【別府育郎のスポーツ茶論】「結果次第で手のひら返し」のサッカー日本代表監督

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 采配をめぐる評価で解任されたのは、この2人以来である。怒りが収まらないハリルホジッチは日本記者クラブで会見を開き、未練と憤懣(ふんまん)をぶちまけた。

 パリ在住でフランス最高勲章のレジオン・ドヌールも受章しているハリルに晩節を汚させたくはなく、日仏関係に亀裂が入ってもいけない。そう配慮したフランス大使館は「止め男」役にトルシエの通訳も務めたダバディを頼んだ。

 ダバディは会見当日、ハリルの自宅で「話しすぎない、過激にならない」とクギを刺し、会見場でもハリルの正面に陣取って同様の注意を手書きのメッセージや身ぶり手ぶりで伝えたが、制御は不能だった。なるほど、この人とのコミュニケーションは難しい。そう印象づける会見となった。

                  

 ハリル退陣の後を受けた西野朗は、初陣となるガーナ戦を白星で飾ることはできなかった。ハリルの呪縛が解けたようにボールは動いたが、相手ゴール前まで運ぶことは難しい。ハリル以前からの課題はそのままだった。西野の表情は心なしか青ざめてみえたが、選手の表情は比較的、明るくみえた。それが吉兆かどうかは分からない。

 オシムの急病で再び代表監督を任された岡田は、チームをほぼそのまま引き継ぎ、W杯予選のバーレーン戦に敗れると「我慢してきたこともあったが、これからは思い通りにやらせてもらう」と開き直った。

 そしてW杯南アフリカ大会で決勝トーナメントに勝ち進んだ。

 西野はロシアで戦う最終メンバーに、ハリル体制で首が涼しかった本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の3人を頼んだ。それぞれの開き直りに、望みを託す。

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