産経ニュース

【主張】日露首脳会談 四島返還の道筋が見えぬ

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
日露首脳会談 四島返還の道筋が見えぬ

 四島は、日ソ中立条約を一方的に破って対日参戦したソ連軍が不法占拠した。日本の返還要求は「法と正義」にかなっている。

 ところが、プーチン氏のロシアは、国際法に基づく秩序を軍事力で踏みにじる「現状変更勢力」の典型である。

 北方領土問題とクリミア併合は同根だ。それ以外にも、英国における化学兵器を用いた暗殺未遂疑惑、欧米諸国に対するサイバー攻撃、シリア内戦への介入などロシアの「不法」は、枚挙にいとまがない。

 オランダなどの国際合同捜査チームは、ウクライナ東部での2014年のマレーシア機撃墜は、ロシア軍搬入の地対空ミサイルによると発表したばかりである。

 いたずらに経済的利益を与えるのではなく、国際法を尊重する国に改まるようプーチン氏を促す。首相にはその姿勢が足りない。

「ニュース」のランキング