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【ソウルからヨボセヨ】北朝鮮は「悪罵」が得意 朝鮮語圏では日常的に下半身に関わる言葉が…

北朝鮮外務省の崔善姫外務次官(黒川信雄撮影)。
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 トランプ大統領が北朝鮮の態度に怒って金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談中止を発表した。怒りの背景の一つに、北朝鮮側の米国に対する公開的な“悪罵(あくば)”があるという。その代表例が北の外務次官(女性)がペンス副大統領に対し述べた「愚鈍な間抜け野郎」である。朝鮮語を日本語に直訳するとそうなるのだがトランプ氏を怒らせた英語訳はどんなものだったのだろう。

 この地の言語文化は伝統的に他人への悪口が発達している。ここでは翻訳をはばかられるが、たとえば韓国でも日常的に下半身にかかわる卑俗な悪罵が飛び交っている。それが戦闘的かつ扇動的な北朝鮮となると、外交舞台を含め国ぐるみで悪罵を投げつける。

 悪罵の定番である「人間ゴミ」などは脱北・亡命者によく使われるが、以前は韓国の軍人出身大統領に対し、過去の職業・身分にかかわるいわゆる差別語の「白丁」まで平気で動員し非難したこともある。

 日本や産経新聞もよく悪罵の対象になるが、国連の演説では北朝鮮代表が日本を「ウェ(倭)」といって非難したつもりになっている。時に日本を「島国」といって喜んでいるのは中国とくっついてる自分を大きく見せるある種の“中華思想”だが、今回その言語文化が米国相手に思わぬ効果(?)を発揮したようだ。(黒田勝弘)

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