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【主張】米朝の中止を通告 偽りの非核化は通じない 日米は対北圧力強化へ結束を

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 非核化の意思はあるとしながら「段階的に行う」と主張したのは、「非核化措置」を講じるごとに見返りを得るためだ。けっしてゴールに到達しないのが北朝鮮の過去の核交渉であり、今回もそこから抜け出そうとしなかった。

 6度の核実験を行った豊渓里の核実験場の爆破は典型的なパフォーマンスである。核施設の爆破は以前にもあった。外国メディアには公開したものの、専門家は招かなかった。坑道は閉ざされ、過去の実験のデータ採取は困難になったとみられる。これでは、閉鎖というより隠蔽(いんぺい)ではないか。米政府が非核化とは無関係だと相手にしなかったのは、当然のことだ。

 真の非核化という課題に向き合おうとせず、北朝鮮は会談の開催を人質にとるように米側を揺さぶろうとした。

 通告の決め手となったのは、ペンス副大統領を罵倒した崔善姫外務次官の談話だったとされる。「核戦争か会談か」という恫喝(どうかつ)は、核にしがみつくことで存続を図ろうとする金正恩政権の実態を如実に表していよう。

 金正恩政権は今年に入って対話路線に転じ、軍事境界線のある板門店で文在寅大統領との南北首脳会談を実現させた。

 その先にあったのが、金正恩氏の求める体制の保証をかけた米国との対話である。トランプ氏との会談が流れてシナリオが狂い、状況が急変する可能性もある。

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