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【主張】イランと米朝会談 脅威排除する真の合意を

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 イラン核合意は、米欧の厳しい制裁下、ウラン濃縮や査察など核開発制限をめぐる細部を詰めた。困難を極めた交渉をまとめ、イランの核開発に当面の歯止めをかけたことでは評価に値する。

 ドイツのメルケル首相がトランプ氏に合意維持を促すため言った「完璧ではないが、今後の礎になる」が的を射ている。ただ、「欠陥」の指摘も誤ってはいない。

 問題は今後、どのようにイランの核開発を阻止していくのか、トランプ氏がその展望を示していないことだ。米国の制裁復活で十分というわけではあるまい。

 重大な懸念は、中東情勢の泥沼化に拍車がかかることである。

 イランは、シリアのアサド政権を支援しての内戦関与など、中東情勢を複雑にする要因を作っている。米国の合意離脱を支持したイスラエル、サウジアラビアなどとの対立が先鋭化する恐れもある。関係各国は、自制に努めなければならない。

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