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【「正論大賞」東京講演会】新保祐司氏「日本文明保持する意志を」

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【「正論大賞」東京講演会】
新保祐司氏「日本文明保持する意志を」

「正論大賞」受賞記念東京講演会で講演する新保祐司氏=1日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影) 「正論大賞」受賞記念東京講演会で講演する新保祐司氏=1日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 第33回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)に輝いた文芸批評家、新保祐司氏(64)の受賞記念東京講演会「日本人は日本文明を保持する意志があるか」が1日、東京都千代田区の日本プレスセンタービルで開かれ、約300人が熱心に聞き入った。

 新保氏は冒頭、「文明は、挑戦に対する応戦によって発生し、展開する」とのトインビーの見解を紹介し、「幕末に西洋文明と遭遇した日本は果敢に応戦した。明治人たちは見事に(国際政治学者のハンチントンが主な文明の一つに掲げた)日本文明を保持した」と強調した。

 とはいえ、終戦とともに栄えある日本文明は断絶してしまったとも述べ、その象徴が神武天皇の東征を題材にした奉祝曲『海道東征』の“封印”だと指摘。「神武天皇の建国の歴史から始まる日本文明を保持しなければならない。今年は明治150年。挑戦に対して応戦する意志があるかが今の日本人には問われている」と訴えた。

 講演終了後、産経新聞の飯塚浩彦社長は「まさに正論大賞にふさわしいお話だった。今後も正論路線の基本理念を発展させるべく邁進していく」と挨拶した。

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