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【宮家邦彦のWorld Watch】北の行方「二度あることは三度ある」 日中韓の戦略的合意点・相違点の理解は正しい判断もたらす

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会見する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=14日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
会見する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=14日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 先週、東京である国際機関が開催するフォーラムに招待された。主催者はTCS(日中韓三国協力事務局)、といっても多くの読者はご存じないかもしれない。平成23年に日中韓3国の平和と繁栄の促進を目的に設立された国際組織で、本部は韓国のソウルにある。恥ずかしながら、TCSについては筆者もほとんど知識がなかった。今回はこの小さいながら大きな可能性を秘めた国際機関の視点から北朝鮮問題を考えたい。

 まずはTCSの生い立ちから始めよう。同事務局は21年に北京開催の第2回日中韓サミットで設立が決まった。23年9月から正式に活動を開始し、過去7年間に政府と民間レベルで政府間協議や大学・民間シンクタンク・研究機関との協力案件を実施可能な分野で数多く手掛けてきた。肝心の日中韓サミット会合が27年以降開かれず、あまり目立たないが、毎年3国の政府が運営予算を3分の1ずつ負担し、現役外交官を出向させるなど活動内容は本格的である。

 今月18日、東京で開かれた国際フォーラムで筆者は率直に次の通り述べた。

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