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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(15)私が会った孫基禎 「過去」よりも「未来」が大事

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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】
(15)私が会った孫基禎 「過去」よりも「未来」が大事

1936年ベルリン五輪のマラソンで金メダルに輝いた孫基禎選手 1936年ベルリン五輪のマラソンで金メダルに輝いた孫基禎選手

 韓国人青年はその後、日本語の能力を生かして財閥企業に入社、途中で起業して社長になった。私はこうして今も2つの民族にかかわる記事を書いている。孫の大きな手で託された日韓のよき未来に少しでも貢献できると信じて。=敬称略、日曜掲載(文化部編集委員 喜多由浩)

                   

 孫基禎 1912(大正元)年、日本統治時代の朝鮮・新義州出身。京城の養正高等普通学校(旧制中学に相当)時代に長距離ランナーとして頭角をあらわし、35年の大会でマラソンの世界最高記録(当時)を樹立。翌年のベルリン五輪マラソンで「日本代表」として金メダル。3位には同校の先輩でもある南昇龍が入り、朝鮮全土が熱狂に包まれた。戦後は指導者として活躍。2002(平成14)年、90歳で死去した。

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