産経ニュース

【主張】南シナ海 中国の「力の支配」許すな

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
南シナ海 中国の「力の支配」許すな

 中国が南シナ海の複数の人工島に電波妨害装置を設けた問題も明らかになった。中国国防省の報道官は「必要な国土防衛施設」と強弁している。だが、そもそも人工島が中国の領土のわけもない。

 日米を含む多くの国が経済上、軍事上の海上交通路(シーレーン)とするのが南シナ海である。日本の国益にとっても極めて重要な海であり、中国が覇権をほしいままにすることは認められない。「法の支配」の及ぶ「平和で自由な海」に戻す必要がある。

 中国の王毅外相が15日に来日する。河野太郎外相は王氏との会談で、南シナ海などにおける中国の傍若無人な振る舞いをやめるよう要求すべきである。

 北朝鮮核危機をめぐる日中協力や、冷え込んでいた両国関係全般を改善する課題があるとしても、中国の海洋支配の問題を見過ごしては本末転倒になる。

 中国が海洋における「法の支配」に挑戦する事態こそ、世界の平和と繁栄を壊すからである。

「ニュース」のランキング