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【日曜に書く】論説委員・長辻象平 CO2での温暖化は集団催眠か 本当は寒冷化の始まりではないか?

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 19世紀初頭にも寒冷期

 気候に大きな影響を与えてきたのは、太陽活動、宇宙線、地磁気、火山活動、大気組成などであるという。

 過去100年以上、地球の平均気温は上昇してきたが、20世紀は太陽活動が非常に活発な時代であったのだ。

 丸山さんは「地球の寒冷化は100年から数百年周期で繰り返されている」と話す。

 過去千年の間には、5回ほど起きている。直近の寒冷期は1800年頃からの約30年間で、この時期には太陽の黒点が減っていた。太陽活動は低下し、地球に降り注ぐ宇宙線は増えていたのだ。

 「今の地球は、温暖化の終わりと寒冷化の始まりを迎えている」と丸山さんは話す。

 そうした寒冷化の開始において気温は特徴的な振る舞いを見せる。「夏は一段と暑く、冬は一段と冷え込む」そうだ。

 まさしく、近年の異常気象そのものではないか。

 極端化の前例を示す研究を紹介してくれた。前回の寒冷期の氷を含む米ワイオミング州の氷河の分析だ。温暖期には小幅な振れだった気温が、寒冷期に入ると寒暖の振れ幅が数倍以上に拡大している。その後約30年間の気温の平均は、低温側に大きくシフトしているが、振れ幅が大きくなっているために猛暑もしばしば顔を出している。

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