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【新聞に喝!】万引の実名記事に違和感 京都大学霊長類研究所教授・正高信男

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 昨年もコンビニで化粧品や食料品を万引したとして執行猶予つきの有罪判決を受けているといい、百貨店病の疑いを強く感じた。テレビでも同様の報道を見たのだが、果たして実名を伝える必要があったのだろうか。世の中に万引は無数にある。10年以上前の実績ゆえに万引で名前を報じられたのだとしたら、理不尽ではないだろうか。今後、「マスコミをにぎわしたあの人物」とのレッテルがつきまとうことは疑いない。

 今の時代はインターネットが発達していて、報道を取り巻く事情も大きく変化した。ためしにネットで記事に出た名前を検索してみると、山のように書き込みが見つかる。多くはメディアが報じた情報にもとづくものだ。

 昔のニュースを掘り起こすには図書館に出かけて古い新聞記事を探すしかなかったような時代と違い、彼女はこれからの人生を、ネット上に漂い続ける書き込みとともに送らねばならないのである。

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