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【野口健の直球&曲球】突然の肺炎…山の下にも危険はある 足元を見ることの大切さ

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 3月中旬から予定していたヒマラヤ遠征も延期。入院中、病室の天井を眺めながら感じたことがある。遠くばかりを見て足元を見ようとしていなかったのだと。自分を大切にできない人が、自身の夢や目標ましてや他者を大切にできるわけがない。病からの気づきもある。入院生活は贅沢(ぜいたく)である。何しろ自分の体のことだけに専念すればいいのだから。医師や看護師の皆さんに守られている安心感はまるで親に守られていた子供時代を連想させ肩の力がスーと抜けた。人生は短距離走ではないと自覚し、自身に対しても謙虚であること。一兵卒から始めなければならないのは私も同じである。

                  

【プロフィル】野口健

 のぐち・けん アルピニスト。1973年、米ボストン生まれ。亜細亜大卒。25歳で7大陸最高峰最年少登頂の世界記録を達成(当時)。エベレスト・富士山の清掃登山、地球温暖化問題、戦没者遺骨収集など、幅広いジャンルで活躍。新刊は『震災が起きた後で死なないために』(PHP新書)。

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