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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(12)文武両道の京城師範 日朝ラガーで達成した3連覇

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 内鮮一体を具現化

 同校にラグビー部が創設されたのは昭和3年、生みの親は東京高師(現筑波大)選手として活躍した教員、園部暢だった。全国大会優勝後、地元紙に語ったコメントには、朝鮮の教育にかけた日本人教師の志と情熱があふれている。

 《京師のメンバーの中には7人の朝鮮人がおり主将もまたそうである。15人の団結ぶりを見てください。将来、朝鮮教育に従事せんとする彼らが真に内鮮一体の第一線に立ち、理解の少ない内地の人々に朝鮮のいかなるものかを紹介し、内鮮人間の将来に光明を与えたことは京師ラグビー部フィフティーンの功労でなくてなんであろう》と。

 京城師範だけではなく当時のラグビー界は、外地のチームがとても強かった。9年は、鞍山(あんざん)中(旧制・以下同じ、満州)と台北一中(台湾)の両校優勝で京城師範はベスト4▽11年、朝鮮の培材高等普通学校(旧制中学に相当)が優勝▽12年、朝鮮の養正高等普通が準優勝▽13~15年、撫順中(満州)の連覇に台北一中が続き、外地のチームが3連覇を達成している。

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