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【正論】自衛隊と韓国軍の「絆」は強い 金沢工業大学 虎ノ門大学院教授・伊藤俊幸

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 3月20日、潜水艦救難艦第2代「ちよだ」の引渡式が挙行された。筆者はその式典に参加しながら、初代「ちよだ」が行ってきた活動に思いをはせていた。

≪国際任務を完遂した「ちよだ」≫

 初代「ちよだ」は、1985年3月就役以来33年間、多様な任務、特に国際活動に従事する機会が多かった。

 潜水艦救難艦とは、浮上困難になった潜水艦から、深海救難艇などを使って乗員を救助する艦艇だ。高度な技術が必要なため、全ての海軍が保有できるものではない。

 実際2005年8月、カムチャツカ沖で浮上できなくなった小型潜水艦を救助するため、ロシアは日本に要請。「ちよだ」が派遣されることになった。

 その5年前の2000年10月、日本、韓国、シンガポール、米国の4カ国は、シンガポール近海の南シナ海において、「西太平洋潜水艦救難訓練」を行った。訓練はあらかじめ定められた海域に、参加国潜水艦を沈座(海底に着底)させ、他国の救難艦などにより潜水艦乗員を脱出させるものだ。

 第1回は、韓国海軍潜水艦チェイムーソンに海自の「ちよだ」の深海救難艇をドッキングさせ、韓国海軍乗員3人の脱出に成功した。参加各国は、相互に潜水艦救難技術や要領を展示し、それを確認し合うことで、参加国間の相互理解・相互信頼を深めてきたのである。

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